2025. 06. 01
詳しくはこちら
国際イスラーム思想・文明研究所(ISTAC)と学術交流協定

東洋哲学研究所とマレーシア国際イスラム大学・国際イスラーム思想・文明研究所(ISTAC)との学術交流協定調印式が5月31日、創価大学で行われた。これには、同研究所のアブデルアジズ・ベルグート所長、ヌルル・アイン・ノーマン研究部長、東洋哲学研究所の田中亮平代表理事・所長らが出席した。
国際イスラーム思想・文明研究所は、マレーシア国際イスラム大学の一機関として設立され、イスラーム思想と文明の研究において世界的に著名な研究機関である。同研究所と東洋哲学研究所は、2024年9月には東哲が企画・制作した「法華経――平和と共生のメッセージ」展がISTACで開催されるなどの研究活動を推進してきた。そして、2025年5月・6月に開催した第39回学術大会において「イスラームと仏教の対話―信仰と人間の在り方をめぐって」をテーマとした共同シンポジウムを実施し、宗教間対話を通じた世界平和への貢献を目的とした学術交流を行ってきた。協定では、刊行物の交換や双方の研究員による定期刊行物への論考の寄稿などを通して、学術活動の共同実施や相互交流のさらなる促進を盛り込んでいる。今回の締結で東洋哲学研究所の学術交流協定の締結機関は13機関目となる。