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フランス仏教経典展 記念シンポジウム


◆企画:東洋哲学研究所

◆主催:フランス創価文化協会

◆後援:中国・ 敦煌研究院、ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所、インド文化国際アカデミー

◆協力:仏教学研究所

◆会場:国連・ユネスコ本部(フランス・パリ)

◆開催日:2016年4月2日


 

東洋哲学研究所が企画・制作する「仏教経典:世界の精神遺産――写本と図像で知る法華経」展の開幕式と記念シンポジウムが4月2日、フランス・パリのユネスコ本部で開催された(4月10日まで)。同展は、フランス創価文化協会が主催。ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所、インド文化国際アカデミー、中国・敦煌研究院が後援し、フランス・仏教学研究所の協力により実現した。

開幕式に先立ち、展示を記念するシンポジウム「仏教経典の主な教えの普及と受容」がユネスコ本部内大会議室で行われ、各界の学識者が以下の内容で登壇した。


<第1セッション「中東にいたるまで」>

○「法華経の比喩と福音書の比喩、交差する点」(パリ・カトリック学院 ドニ・ジラ名誉教授)

<第2セッション「インド・中央アジアにおいて」>

○「法華経とインド」(インド文化国際アカデミー ロケッシュ・チャンドラ理事長)

○「20世紀初頭の中央アジアにおけるロシア探検隊と写本の発見」(ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所 イリーナ・ポポワ所長)

<第3セッション「中国において」>

○「中国の仏典翻訳者について」(フランス国立実践高等研究学院 シルヴィ・ウロー講師)

○「中国における法華経思想の受容」(東洋哲学研究所 菅野博史主任研究員)

○セッション総括(フランス国立科学研究センター ポール・マニャン名誉主任研究員)

<第4セッション「日本において」>

○「蓮華と浄土」(ローザンヌ大学 ジェローム・デュコール講師)

○「日本文化における法華経」(コレージュ・ド・フランス ジャン=ノエル・ロベール教授)

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