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北京大学「池田大作研究会」との国際学術会議

北京大学「池田大作研究会」との国際学術会議

◆テーマ:21世紀 東洋思想の展望
◆主催者:北京大学日本研究センター池田大作研究会、東洋哲学研究所
◆開催日:2004年10月15、16日
◆会場:北京大学英傑交流センター(中国・北京)


10月15日

【開幕式】

主催者挨拶:
彭家声(北京大学日本研究センター常務副主任、教授)
川田洋一(東洋哲学研究所所長)
来賓挨拶:
(台湾)張鏡湖(中国文化大学理事長、教授)
(日本)馬場善久(創価大学副学長、教授)
(中国)鄺邦洪(広東肇慶学院院長、教授)
(香港)林健忠(林健忠暁陽慈善基金会会長)
(中国)譚桂林(湖南師範大学文学院院長、教授)

【大会報告】

報告者:
魏常海(北京大学哲学部、宗教学部教授)
論 題:
「現代の中日仏教における世間の重視」
報告者:
松岡幹夫(東洋哲学研究所研究員)
論 題:
「仏教の人間観――創価思想の視点から――」
報告者:
劉金才(北京大学日本文化研究所所長、教授)
論 題:
「『報徳思想』と21世紀人文精神の構築」
報告者:
栗原淑江(東洋哲学研究所主任研究員)
論 題:
「21世紀は女性の時代――仏教と女性」

10月16日

【大会報告】

報告者:
王新生(北京大学教授)
論 題:
「池田大作の政治観およびその実践」
報告者:
山本修一(東洋哲学研究所主任研究員)
論 題:
「地球文明を目指して――森林破壊と仏教の文明論」

北京大学図書館

この国際学術会議は、創立者・池田大作SGI会長の初訪中30周年を記念して企画されたもの。この会議には北京大学のほか、池田SGI会長の思想・哲学等を研究する機関を有する中国の湖南師範大学、安徽大学、広東・肇慶学院、台湾の中国文化大学、日本の創価大学など、16の学術機関から代表80人の学識者が出席。「21世紀 東洋思想の展望」とのテーマのもと、平和、教育など現代の諸問題について、活発な意見交換がなされた。


今回のシンポジウムは、東洋思想を体系化し、学術的探究をリードしてきた、中国最高峰の知性の学府である同大学で行われた。

池田SGI会長は、第1次訪中(1974年)以来、7回にわたって同大学を訪問。記念講演も3度行っている。

「私は、3回の講演とも、その会場で拝聴し、大きな啓発を受けた一人です。池田先生が示唆され、体現された“東洋の智慧”に関するシンポジウムを、同じく池田先生の哲学と平和思想を研究している学者を招いて開催することができ、願いがかないました」と、池田大作研究会の賈ケイ萱会長が喜びの声を寄せている。


※この国際学術会議の発表論文の一部は『東洋学術研究』通巻153号・155号に収録されています


この国際学術会議の28本の論文をまとめたものが、中国・北京大学日本研究センターの「池田大作研究会」(賈ケイ萱会長)から、『21世紀 東洋思想の展望――国際シンポジウム論文集』(中国語版)として発刊された。

本書の編集に中心的に携わった北京大学の王新生教授は、巻末で綴っている。

「シンポジウムでは、東洋思想の過去、現在、未来について深く議論した。さらには、池田大作名誉会長が、これからの人類社会へ、正確で透徹した卓見を多く示してきたおかげで、氏の思想を研究した論文が多数、発表されることとなった」

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