特別公開講演会

◆講師:ウィンストン・ラングリー博士(米マサチューセッツ大学ボストン校)
◆開催日:2013年3月24日
◆会場:ホテル広島ガーデンパレス(広島市)

講演内容を『東洋学術研究』2013年第2号に掲載
 

博士は、広島・長崎への原爆投下は、「人間を『物』のレベルにまで矮小化する」長く残酷な道のりが完成した象徴であるとし、被爆国であり憲法第9条をもつ日本が、こうした「近代の最も暗い道徳的要素」を取り除き、間違いを正していく模範となってほしいと述べた。また「国家の安全保障」から「人間の安全保障」へのパラダイム・シフト(発想の転換)が必要であると語った。
  講演に先立ち、博士は広島平和記念資料館を訪問。また平和記念公園の原爆死没者慰霊碑に献花を行った。  ※関連ページ
 



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