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「法華経――平和と共生のメッセージ」展(ブラジル)
ブラジル展
サンパウロ展
「法華経――平和と共生のメッセージ」展が、4月7日からブラジルのサンパウロで開催された。ブラジルでは、リオデジャネイロ展(2010年12月)に続く開催となる。開幕式には、サンパウロ市・緑地環境局のエドアルド・ジョルジ局長をはじめ、日伯文化協会のキタ会長、作曲家のアマラウ・ビエイラ氏など多数の来賓と市民の代表約150人が出席した。
キタ会長は「日系社会を代表し、法華経展の開催を誇りに思うと伝えたい」と述べるともに、「この展示会が人類の対話を促し、より平和な社会を建設する一助となっていくことを心から期待します」とあいさつした。
テープカットの後、展示品を見学した参加者は口々に「法華経の深いメッセージに感銘しました」「ロマンあふれる歴史の重みを感じました」などと語っていた。
リオデジャネイロ展
「法華経――平和と共生のメッセージ」展が、ブラジル・リオデジャネイロの「ブラジル哲学アカデミー」を会場にオープンした。南北アメリカ大陸で初の開催となる。
展示会では、法華経写本と関連文物、多数のパネルなどを通し、“現代に生きる法華経の哲学” を、わかりやすく、眼に見えるかたちで紹介している。
◆主催:東洋哲学研究所、ブラジル哲学アカデミー
◆後援: ブラジル歴史地理院(IHGB)、リオデジャネイロ連邦大学(UFRJ)、リオデジャネイロ州連邦大学(UNIRIO)、ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所、日伯文化協会(ICBJ)、国際学術支援センター(CEI)、フォーリャ・ジリジーダ(Folha Dirigida)紙、ブラジルSGI
◆会場:ブラジル哲学アカデミー(リオデジャネイロ)
◆開催日:2010年12月3日~22日
リオ展・開幕式
開幕式では、後援団体のひとつである「日伯文化協会」のモアシル・バストス会長が開催の喜びを語った後、哲学アカデミーのモデルノ総裁があいさつ。
「2007年、当アカデミーより、池田SGI会長に名誉博士号を授与させていただきました。その際、モウラン博士とともに、東京で池田会長にお会いできたことは、深く心に残っております。今回の展示を通して、ブラジルと日本、東洋と西洋の哲学の交流ができました。この歴史的な出来事が “知の探求 ”という人間の崇高な欲求に見事にこたえてくれることは間違いありません。今回の展示会が、ブラジル社会の発展のために貢献することを期待します」と述べた。
展示を観覧した参加者からは、「このような展示会は、わが国で初めてであり、ぜひ他の地域でも開催してほしい」「感銘したのは、仏教の説話の豊かさです。仏教を知らない私たちが見ても、とてもわかりやすい。深い哲学を、子どもから大人まで、心に刻んでいけます。東洋の智慧にふれる絶好の機会になりました」などの声が寄せられた。