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中国語(繁体字)版『ガイドブック 法華経展』

2015年1月発刊

発行:創価文教基金会(台湾)




 

東洋哲学研究所が企画・制作する「法華経――平和と共生のメッセージ」展を解説した『ガイドブック 法華経展―平和と共生のメッセージ―』の中国語(繁体字)版が完成した。これは、日本語版ガイドブックをもとに、台湾の創価文教基金会が翻訳・編集を行い、同会より刊行されたものである。

 同書では、『日本語版』に準じて、法華経伝播の歴史、仏教の教えを後世に伝える多くの言語で翻訳された写本群の解説をはじめ、法華経写本シリーズや仏教芸術などをオールカラーで紹介。台湾を中心に、世界的な使用人口を持つ中国語(繁体字)版での出版は、法華経の民衆救済の哲理を広く伝える上で、極めて大きな意義を持つ。
 さらに、台北芸術大学の林保堯名誉教授による発刊を祝福する寄稿を収録している。

 林名誉教授は、“法華経展”を「『経典』を主体としたシリーズ性の展示を行っているのは極めて希有な試みである」と述べるとともに、「経典の原典を焦点にした展示において、考古文物、造形芸術、壁画粉本、原文写本等は、比類なき貴重なものであり、世界遺産の最たるものだが、多くの観賞者にとっては難解なものである。しかしながら、同展では懇切丁寧に、学術性の高い難解な内容を図解、パネルを通して順序立って解説し、観る者を千年の仏教の経王・法華経の思想と信仰の世界へと誘っている」と強調する。
 そして、東洋哲学研究所が進める「法華経写本シリーズ」に言及し、「中央アジア本、ネパール本、ギルギット本の3シリーズを写真版とローマ字版での刊行をされてきたのは、非常に壮大な文化事業であると同時に、1つの世界文化遺産における偉大な人類文明の作業と言えるだろう」と語っている。

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