東洋哲学研究所紀要第36号
東洋哲学研究所編

「東洋哲学研究所紀要」第36号
2021年2月発行
非売品
内容
2020年度の「東洋哲学研究所紀要」第36号(非売品)が2月4日に発刊された。
これは、東洋哲学研究所の研究員による1年間の部門別研究や各プロジェクトで研究を進めてきた成果等をまとめたものである。また紀要は、新進の研究者による研究成果発表の場となっている。
第36号となる今号には、主任研究員、海外研究員、委嘱研究員による論文8編と研究ノート、研究所の研究活動報告(2020年1月~2020年12月)を収録している。
なお、これまでに発刊された「東洋哲学研究所紀要」から、主な論文については、ホームページ内の「論文検索」から閲覧することができる。
《論文》
■見える世界と見えない世界を結ぶもの
―池田大作の1970年代の三つの対話から―……… 石神 豊(主任研究員)
■講演「スコラ哲学と現代文明」に学ぶSDGs の潮流……… 光國光七郎(委嘱研究員)
■『仏祖統紀』における智顗と関羽―「玉泉山関公顕聖」の形成をめぐって―
………福山 泰男(委嘱研究員)
■曹魏・太和2年~6年の司馬懿像に関する史料批判的研究
―『晉書』卷一宣帝紀と『 三國志』及び裴松之注を中心として―
………満田 剛(委嘱研究員)
■ミハイル・バフチンのクロノトポス論を元にウラジーミル・ナボコフの作品(「フィアルタの春」、『ロリータ』)における時間と空間の問題を考える試み
………寒河江光徳(委嘱研究員)
■The Moral Responsibility of Pedagogy in Dealing with Power
………Barbara Drinck(海外研究員)
■Emergency and Solidarity: An Islamic Perspective
………Francesca Maria Corrao(海外研究員)
■Allusions in Eugene O’Neill’s Plays………大野 久美(委嘱研究員)
《研究ノート》
■接触と摂食―インドにおける情動実践の展開―……… 山岸 伸夫(委嘱研究員)
《研究活動報告》