東洋哲学研究所紀要第34号
東洋哲学研究所編

『東洋哲学研究所紀要』第34号
2018年12月発行
非売品
内容
2018年度の『東洋哲学研究所紀要』第34号(非売品)が12月18日に発刊された。
これは、東洋哲学研究所の研究員による1年間の部門別研究や各プロジェクトで研究を進めてきた成果等をまとめたものである。また紀要は、新進の研究者による研究成果発表の場となっている。
第34号となる今号には、研究員、海外研究員、委嘱研究員による論文13編と研究所の研究活動報告(2017年12月~2018年12月)を収録している。
なお、これまでに発刊された『東洋哲学研究所紀要』から、主な論文については、ホームページ内の「論文検索」から閲覧することができる。
《論文》
■牧口伝説のかなたに見えるもの……… 上藤 和之(委嘱研究員)
■トインビー宗教論と『二十一世紀への対話』
―“究極の実在”をめぐる東西精神の対話―……… 石神 豊(主任研究員)
■大規模民間企業における経営管理と心根(こころね)の事例研究
―猜疑・不満・不信を乗り越えて―……… 光國光七郎(委嘱研究員)
■日本新宗教と法華経―その受容の特性について―………大西 克明(研究員)
■戦争原因の研究Ⅰ―農耕牧畜の開始と国家の成立―………岩木 秀樹(委嘱研究員)
■得宗被官平氏の系譜―盛綱から頼綱まで―………梶川 貴子(委嘱研究員)
■狂言「木六駄」の謎と絵画………藤岡 道子(委嘱研究員)
■A. J. トインビー『歴史の研究』における中国文明史観に関する一考察
―再考察篇・『図説 歴史の研究』を中心として―………満田 剛(委嘱研究員)
■清末民初における北京の慈善事業史
―「慈善」という用語に着目して―………大江 平和(委嘱研究員)
■ゲーテとヒンズー教………ツグラッゲン・エヴェリン(委嘱研究員)
■奉仕と給仕のあいだ
インド都市部におけるグルメ・プラサーダムの公共文化………山岸 伸夫(委嘱研究員)
■高齢化社会と医療の在り方―生命倫理の視点から―………李 文昇(委嘱研究員)
■Dealing with Heterogeneity in the School Class………Barbara Drinck(海外研究員)
《研究活動報告》