ホーム出版物「東洋学術研究」 通巻174号~178号

「東洋学術研究」 通巻175号(第54巻第2号)

2015年(平成27年)11月発行  1,238円(税込1,337円)

 

東洋哲学研究所では昨年に引き続き、2015年度の活動の柱の一つとして「宗教間対話」を掲げ、宗教間・文明間対話のシンポジウムや講演会・レクチャーの開催、機関誌への論文掲載など行ってきました。

■特集は、宗教間対話シリーズ[東方キリスト教との対話]。2015年は、2月から7月にかけて「東方キリスト教レクチャー」を開催し、その歴史や神学の特徴について行った多角的な発表全5回を収録しています。

第30回を迎えた東洋哲学研究所の学術大会(3月21、22日)では、マレーシア・マラヤ大学から、ライハナ・アブドゥーラ博士(人文学研究クラスタ副院長※当時)とファリダ・ノール博士(文明間対話センター所長)を招聘して開催した文明間対話シンポジウム「仏教とイスラームの相互理解に向けて」での発表を掲載しています。

■また今号では、伊東俊太郎氏(国際比較文明学会終身名誉会長)による論考や、米ユニオン神学校のラリー・ラズムセン名誉教授の寄稿等を紹介しています。

※ご購入のしかたについては、「ご購入の方法」をご覧下さい。
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■特集「東方キリスト教との対話」

ヘシカズム論争の指し示すもの――グレゴリオス・パラマスと東方教会神学 … 大森正樹(南山大学名誉教授)

偽ディオニュシオス・アレオパギテスについて … 今 義博(山梨大学名誉教授)

東方キリスト教における霊性 … 土橋茂樹(中央大学教授)

東方キリスト教における死生観 … 袴田 玲(日本学術振興会特別研究員)

ニカイアからカルケドンへ 古代末期の東方におけるキリスト論論争と教会政治史 … 中西恭子(東京大学大学院人文社会系研究科研究員)

■文明間対話シンポジウム:仏教とイスラームの相互理解に向けて(第30回学術大会より)

『法華経』「薬草喩品」の言語 …  ファリダ・ノール・モフド・ノール(マレーシア・マラヤ大学文明間対話センター所長)

イスラーム哲学における調和の問題――ファーラービー『有徳都市』の見解を中心に―― … 山崎達也(東洋哲学研究所研究員)

ジェンダーの平等、イスラーム、法 … ライハナ・アブドゥーラ(マレーシア・マラヤ大学人文学研究クラスタ院長、同大学教授)他

仏教における男女平等観――ブッダの時代 … 栗原淑江(東洋哲学研究所主任研究員)

医学におけるイスラームと仏教間の対話 … クリストファー・ボイ・チョンメイン(マレーシア・マラヤ大学医学部副学部長、東洋哲学研究所海外研究員)

■各講演・セミナーより

西田・ホワイトヘッド・プリゴジンをつなぐもの――「生成」の見地より … 伊東俊太郎(国際比較文明学会終身名誉会長、東京大学名誉教授)

日本の朱子学・陽明学受容 … 小島 毅(東京大学教授)

「公共哲学とは何か」再考 … 山脇直司(星槎大学共生科学部学部長、東京大学名誉教授)

「東洋の知恵」の魅力――中国学術界に広がる池田研究 … 韋 立新 (中国・広東外語外貿大学教授、同大学池田思想研究所所長)

グローバルな「中庸(ワサティア Wasatiyyah)運動」構想 … モハメド・ファウジ・ヤコブ(マレーシア・マラヤ大学人文社会科学部元学部長)

■寄稿より

地球尊重の信仰と人新世(アントロポセン) …  ラリー・ラズムセン(アメリカ・ユニオン神学校名誉教授、キリスト教倫理学会元会長)

〈研究覚え書き〉

戦後70年と核廃絶への道 … 中山雅司(東洋哲学研究所委嘱研究員)

聴くことの大切さ … 片岡優華(東洋哲学研究所委嘱研究員)

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