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「東洋学術研究」 通巻168号(第51巻第1号)

 2012年(平成24年)5月発行

 

 ■池田大作創価学会名誉会長(東洋哲学研究所創立者)と中国教育学会の顧明遠会長との往復書簡による対談「平和の架け橋――人間教育を語る」が完結した。連載第7回となる今号では、中国と日本における《平和思想》の系譜などを考察し、“両国の人間教育の興隆によって、アジアと世界に平和をもたらしたい”と展望している。また「世界市民を育てるには」「インターネット時代と教育」などについて意見を交わしている。

 

■特集は「イスラーム文化の特質と多様性」。現代世界の理解に不可欠であるイスラーム文化について、その人生観・女性観・社会観・戒律・祈り・食生活・音楽などを、エピソードをまじえて、わかりやすく語った4講演を紹介する(2011年度の連続公開講演会から)。

 

■またブルガリアとイギリスで2011年に開かれた2つのシンポジウムから、法華経や東方正教に関する発表を掲載。さらに「近代化と宗教」研究会の発表から「アジア各国の民主化に果たした宗教の役割」「信仰箇条としてのヨーロッパ近代の政治原理」についての論考を収める。

  

特集[イスラーム文化の特質と多様性]         

イスラームの食と医………………………………………………………………… 尾崎貴久子

イスラームから考える:21世紀の現代世界

イスラームに関わるいくつかのことがら………………………師岡カリーマ・エルサムニー

現代イスラーム文化と日本社会………………………………………………………小杉 泰

イスラーム神秘主義(スーフィズム)の思想と実践………………………………青柳かおる

  

■ブルガリアでの「東洋と西洋の文明間対話」シンポジウムより            

ブルガリア大使のメッセージ…………………………………………リュボミル・トドロフ

メッセージ………………………………………………………………………………池田大作

「9~10世紀ブルガリアの君主『ボリス公とシメオン帝』のイコノグラフィー」再論

…………………………………………………………………………アクシニア・ジュロヴァ

擬ディオニュシオスとパラマスにおける神学的主題の図像学的解釈と

エックハルトによるその主題の受容……………………………………エミール・イワノフ

 

 

■イギリスでの「法華経と現代」シンポジウムより

現代文明と法華経………………………………………………………………………川田洋一

『法華経』におけるサッダルマの概念と一仏乗の思想……………………………菅野博史

日本の宝塔曼荼羅の原形とそれを生み出した背景についての研究:

中国・朝鮮における起源と写経の文化………………………………………ハリー・オニール

西洋における『法華経』の物語――学問的対象から宗教のテキストへ………………………

……………………………………………………………………………………マックス・デーク

 

 

■「近代化と宗教」研究会より

民主化過程における宗教………………………………………………………………藤原帰一

宗教から国家へ――信仰箇条としての近代政治原理………………………………吉岡知哉

 

〈研究覚え書き〉

陸前高田市の地域再生支援など…………………………………………………………宮城孝

 

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