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創価学会「法華経写本シリーズ」14 概要

『コルカタ・アジア協会所蔵 梵文法華経写本(No. 4079)―ローマ字版』


 


「法華経写本シリーズ」第3期の掉尾となる、シリーズ通巻16点目の発刊となる。
 
 インド・コルカタのアジア協会が所蔵する、梵文法華経紙写本No. 4079(略称A1)のローマ字版である。

同写本の書写年には、ネパール暦800年(西暦1680年)という記述が見られ、現在披見できる紙写本の中では最も古いものである。
 これは、ネパール系貝葉写本の書写時期(西暦10世紀頃から12世紀頃)から400年後に始まる紙写本の書写時期の始まりを告げるもので、その後の紙写本書写の流れの源流となった貴重な資料である。

類縁関係は、1~6章は東大本 (T2)、ケンブリッジ本 (C4, C5)、ネパール国立公文書館本 (N1)、北京民族文化宮本 (Pe) に近く、6~27章はネパール国立公文書館本 (N2) を忠実に書写したものと考えられる。紙写本と貝葉本を結ぶ写本と見られ、今回、ローマ字化として出版されたことは、学術的に極めて大きい意義を持つ。

 

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