ホーム講演会2008年(平成20年)

「池田SGI会長と文化の開花」

2008年に行われた講演会です(最新順)。肩書は開催当時のもの。


「池田SGI会長と文化の開花」(講演の要旨)

講師 ロケッシュ・チャンドラ博士(インド文化国際アカデミー理事長)


本年は、池田先生が80歳を迎えられた特別な年です。人類のために、先生のご長寿を心からお祈り申し上げます。

インドで80歳は、千回の満月を迎える佳節とされ、中国では、乾隆帝が経典の翻訳を完成、出版した年といわれます。

80歳は、大きな意味をもつのです。


さて仏典には、人殺しを繰り返すアングリマーラ(鴦掘摩羅)の話が出てきます。

当地のプラセーナジット王(波斯匿王)が、殺生を止めに行くと、アングリマーラが釈尊と一緒にいるところを見ます。釈尊は言いました。「アングリマーラはアヒンサー(非暴力)の人となった」と。それは変貌の瞬間でした。

現代には、多くのアングリマーラがいます。暴力が蔓延しています。

私は、池田先生の平和への提言を拝読するたびに、殺人鬼が釈尊の徳ゆえに変貌する、この話を思い出します。徳によって、教育・文化を通し、人々を向上させているのが、池田先生なのです。

先生は、『法華経』に書かれた「価値」を、現代に展開されています。

『法華経』は、もっとも深遠なる経典です。池田先生が『法華経』を世界に伝えているということは、テロや暴力が蔓延している現代にあって、意義あることです。

平和とは戦争がない状況というだけではありません。飢餓に苦しむ人がいるならば、平和ではないのです。

今日、限られた資源をどう共有するのか。人類の重要な課題です。「創価」とは価値の創造を意味します。これは非常に重要な理念です。


創価学会の三代の会長は、価値に基盤を置いた哲学を探求されました。

池田先生の素晴らしい詩があります。人間と人間、人間と自然、一切の結びつきは、見えない生命の糸によってサリー(インドの民族衣装)のように織り成していると。縁起の思想です。

また、この地球は多様性からなる百花繚乱の素晴らしい星であると語られています。多様性を受け入れれば、紛争は軽減されていくでしょう。

釈尊はつねに動き、歩いている人でした。池田先生も、思索と行動の人であられます。


【ガンジー主義についての質問に答えて】

ガンジーの運動は、民衆中心でした。民衆を鼓舞しました。ガンジーは、私たちの心の中、精神の中に生きています。

ただ現実には、インドで運動を展開するのは難しい状況です。しかし、池田先生によって、世界に思想が広まっています。先生のおかげで、日本の皆様を通じて、ガンジー自身がしたこと以上のことが実現されています。

ガンジーの思想を、最もダイナミックに伝えておられるのが池田先生です。日本は、それに誇りをもつべきです。

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