ホーム展示会「法華経――平和と共生のメッセージ」展スリランカ展

「法華経――平和と共生のメッセージ」展(スリランカ)

スリランカ展  

●コロンボ・2013年展

●コロンボ・2011年展


コロンボ・2013年展 

「法華経――平和と共生のメッセージ」展が、2年ぶりに、スリランカのコロンボで開催され、グナワルダナ教育大臣はじめ、多数の来賓が訪れた。

  

 

◆主催:スリランカ政府後援「釈尊成道国際仏教映画祭」実行委員会、東洋哲学研究所、スリランカ創価学会

◆会場:ローヤル・カレッジ(コロンボ)

◆開催日:2013年5月25日~26日


 新聞報道から

 (聖教新聞2013年5月29日付)

東洋哲学研究所が企画・制作する「法華経――平和と共生のメッセージ」展が25、26の両日、スリランカ最大の都市・コロンボ市のローヤル・カレッジで開催された。同展は、東洋哲学研究所創立者の池田名誉会長が示す「『大哲学の不在』といわれる闇の世界に、法華経の大光を贈りゆく使命がある」との同研究所の指針のもと、2006年にスタートしたもの。これまで、仏教源流のインドとネパール、中国、欧州のイギリスや南米のブラジルなど世界10カ国・地域で開催。スリランカでは、2011年以来、2度目となる。スリランカでは、宗教・民族問題等によって発生した内戦が2009年に終結した。しかし、約25年に及んだ内戦は国土を荒廃させ、復興への道は始まったばかりだ。

 
展示を観賞するグナワルダナ教育大臣(右)               

 
 そうした状況にあって同展は、〝法華経を貫く平和と調和、そして慈悲の精神を広く伝えてほしい〟との政府の要請を受けて実現。政府が後援する「釈尊成道国際仏教映画祭実行委員会」、東洋哲学研究所、スリランカ創価学会との共催で行われた。
 『インド国立公文書館所蔵 ギルギット法華経写本――写真版』『旅順博物館所蔵 梵文法華経断簡――写真版及びローマ字版』など、創価学会が推進する「法華経写本シリーズ」を中心に、法華経の精髄を伝える文物やパネルが公開された。
 25日の開幕式には、グナワルダナ教育大臣、アベイワルダナ農業大臣、アマラソケラ首相秘書官をはじめ、インド国立公文書館のガルグ元副館長ら来賓が出席。政府、大使館関係者、スリランカ創価学会のメンバーなど100人が祝福に訪れ、晴れやかにテープカットが行われた。展示を丹念に観賞したグナワルダナ教育大臣は「わが国民が、法華経に脈打つ平和と共生の精神とともに、その精神が伝わっていく歴史を学ぶ極めて有意義な機会です。こうした展示を企画・制作した東洋哲学研究所と、共催団体のスリランカ創価学会に心から感謝します」と語った。
 “法華経展〟開催のニュースは、同国の国営テレビとラジオが報道し、展示会終了後も反響を広げている。 

 

会場の「ローヤル・カレッジ」は創立178年の歴史を誇る名門校

コロンボ・2011年展 

ラージャパクサ国会議長(右)ら多数の来賓が熱心に

 「法華経――平和と共生のメッセージ」展が、スリランカのコロンボで開催された。
 同国では2011年5月から1年間を「釈尊成道2600年」の記念年間として国をあげて祝賀。その諸行事の一つとして、同国政府からの要請を受けて開催されたものである。展示会では、法華経写本と関連文物、106枚のパネルを通して、“平和をもたらす法華経の哲学” を、眼に見えるかたちで紹介している。

◆主催:東洋哲学研究所
◆共催:スリランカ政府後援「釈尊成道2600年記念国際仏教映画祭」実行委員会、スリランカ創価学会
◆会場:シリマヴォ・バンダラナイケ記念展示場(コロンボ)
◆開催日:2011年5月18日~22日

 

会場となったシリマヴォ・バンダラナイケ展示場

 


コロンボ・2011年展 開幕式から


パネルは英語と公用語のシンハラ語・タミル語で表示


 開幕式には、チャマル・ラージャパクサ国会議長、マヒンダ・ヤパ・アベイワルデナ農業大臣ら政府関係者、全スリランカ仏教会議のジャガナート・スマティパーラ議長、またネパール、ロシア、中国、タイなどの各国大使や市民の代表など300人が参加。スリランカ伝統の灯明式で始まった後、有志による伝統舞踊が来賓を歓迎した。

席上、東洋哲学研究所の創立者である池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長のメッセージが紹介された。その中で、創立者は次のように述べている。

 ――“光り輝く島”スリランカの首都コロンボでの初の開催となる「法華経―平和と共生のメッセージ」展の開催を心よりお慶び申し上げます。はじめに、東日本大震災に対する貴国の皆さま方の真心からの御支援に、深く感謝申し上げます。私たちも被災地の一日も早い復興、そして被災された方々の安穏を願いつつ、更なる支援と励ましを送り続けております。2004年に起きたインド洋大津波の甚大な被害を経験された貴国の皆様からの励ましを、私たちは復興への最大の前進の力としてまいります。スリランカの皆さまの御厚情に重ねて御礼申し上げます。
 創価学会の牧口常三郎初代会長は、1903年に『人生地理学』を著しました。そこでは世界における重要な島として、ハワイ、香港などとともにスリランカ を挙げています。そうした意味からも私どもは、貴国に対する特別の感慨をもっていました。50年前の1961年1月29日、私は初めて貴国を訪問いたしま した。私はコロンボをはじめ、キャンディの仏歯寺などを訪問させていただきましたが、その時に見た荘厳な夕日は、今なお鮮明に脳裏に焼きついています。
 第2次世界大戦中、軍国主義の日本はコロンボとトリンコマリーを爆撃し、多くの貴い生命を奪い、人々に塗炭の苦しみを与えてしまいました。しかし、戦後、 貴国は誠に寛大にも日本への賠償請求権を放棄されたのです。J・R・ジャワルデネ大統領(当時、大蔵大臣)がそのとき述べられた次の声明に、私は深い感動 を覚えました。
 「わが国にはこれらの損害の賠償を要求する権利があります。しかし、わが国はそれを要求するつもりはありません。なぜならば、私たちは偉大なる師の言葉、 アジアの無数の民衆の生命を気高きものにしてきた教えを信じているからです。それは『怨(うら)みに報いるに怨みを以てしたならば、ついに怨みの息(や) むことがない。怨みをすててこそ息む』との教えです」
 言うまでもなく「偉大な師」とは釈尊であり、その言葉とは『法句経(ダンマパダ)』にあります。その時、私は、一人の日本人として貴国に深い恩義を抱き、仏教のヒューマニズムに貫かれた“慈悲の国”の精神に心より感銘いたしました。
 このたび、平和と共生の哲学の光を放つ法華経に関する展示会が、平和な調和社会を実現するために幾多の苦難に挑戦し、乗り越えてこられた貴国において、このように開催されることに、私は深い意義を感じています。
 「法華経 ―平和と共生のメッセージ」展は、これまで、仏教発祥の地であるインド各地をはじめ、釈尊誕生の地ネパール、香港、マカオ、タイ、スペイン、ブラジル等で 開催してまいりました。本展示会を通じ、釈尊が説いた法華経における仏教思想を世界に紹介してきました。仏教文化が興隆し、釈尊の精神を実践する仏教国で ある貴国での開催に最大の喜びを感じます―― 

 

 

有志が伝統の衣装と舞踊で歓迎

 

スリランカにはアショカ王の王子らが仏教を伝えたとの伝承が


 展示を鑑賞したラージャパクサ議長は、「今回展示されている法華経の写本シリーズをぜひスリランカの民衆へも寄贈していただきたい。これらの写本の研究が進むことにより、写本の思想をスリランカの民衆に伝えることができます。そして法華経の思想がスリランカの民衆の心に安寧をもたらすことを期待しています」と述べた。
 また、著名な作家で「釈尊成道2600年記念国際仏教映画祭」の選考委員長でもあるエドウィン・アーリヤダサ氏は「人類の歴史において、釈尊の誕生と成道は、最も偉大な出来事のひとつです。釈尊の悟りである慈悲の精神が、世界に慈愛と寛容の精神をもたらしたからです。私は、皆さまが、釈尊の説いた法華経の研鑽と実践を通して、この釈尊の精神を積極的に世界に広げておられることに心から喜びを感じております。法華経は、生命の内面的な深い意義を詳細にわたって述べた経典であります。その経典の研究に力を入れて取り組み、世界に宣揚されてきたのが皆さまであります。今回の展示は、スリランカの人々にとって、仏教がどのように伝えられ、アジアの各地で人々の文化や芸術に影響を与えてきたのかを学ぶ素晴らしい機会です」と語った。
 スリランカは、1983年以来、内戦に苦しみ、2009年、ようやく和平が実現した。そうした「平和の喜び」「いのちの尊さ」をかみしめながらの「法華経展」となった。
 開幕式は、スリランカ国営放送を含む国内外20社以上の報道陣が取材。また会期中、約1500人の市民が訪れた。
 

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