ホーム展示会「法華経――平和と共生のメッセージ」展シンガポール展

「法華経――平和と共生のメッセージ」展(シンガポール)

シンガポール展

●開幕式の概要
●観賞者6万2千人に


●開幕式の概要

シンガポールのアート・ハウス(旧国会議事堂)で「法華経――平和と共生のメッセージ」展の開幕式が10月1日、盛大に開催された。


 世界16カ国・地域目の開催となる同展は、東洋哲学研究所とともに、中国・敦煌研究院とシンガポール創価学会(SSA)が主催した。これまで後援として、展示会に協力してきた同院が今回より共催団体となったことにより、展示文物・内容がさらに充実。インド文化国際アカデミー、ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所も引き続き後援し、約150点に及ぶ展示品が公開された。

 開幕式には、主賓として文化・社会・青年省の馬炎慶政務官、敦煌研究院の張元林主任、趙袖栄研究員、SSA、創価学会インドネシアをはじめ、シンガポールの政財界、教育・学術界から250人が出席した。歓迎演奏、主催者挨拶などに続いて、盛大にテープカットが行われた。


 同国は、中華系、マレー系、インド系など多く民族が共生し、宗教も仏教だけでなく、イスラーム、キリスト教、道教、ヒンドゥーなどさまざまな信仰が行われている。それに伴って、多様な言語も使用されていることから、展示パネルを英語と中国語による2言語表記で作成。また、多様な言語の経典の展示や、敦煌研究院の尽力を得て進めた敦煌コーナーの充実を図った。

 同コーナーの入り口には、敦煌莫高窟のシンボルである九層楼を製作。そのなかには、法華経の教え全体を描いた「法華経変」がある第85窟を再現した。同研究院による資料等を活用し、現地の雰囲気を存分に味わえる展示を生み出した。第85窟を出た後にも、石窟の雰囲気を保った壁面を作成し、法華経の七譬のパネルを光るパネルで作成。その周囲には、「飛天」の模写絵を展示し、優美な様子を表現している。

 さらに、シアター・コーナーでは、法華経の漢訳者・鳩摩羅什の生涯、法華経の七譬のサンド・アート等を上映。子ども向けに、仏教の歴史を漫画化したパネルや映像コーナーも設置した。また同展の内容も紹介する英語版『ガイドブック 法華経展―平和と共生のメッセージ』(エターナル・ガンジス社)も販売された。同展は、中国語紙「聯合早報」、英字紙「ストレーツ・タイムズ」などが相次いで報道し、大きな反響を呼んでいる。訪れた来賓は、次のような声を寄せている。


<馬炎慶 政務官(文化・社会・青年省)>

平和と共生が、多民族・多宗教のシンガポールで永遠に広がって欲しいと思います。そして、法華経展のメッセージが、シンガポール、世界へと広がっていただきたいと念願しています。


<郭建超 所長(シンガポール経営大学ウィー・キムウィー・センター)>

法華経展は、大変にリアルで、仏教流伝の歴史が大変に分かり易く表現されています。そして、その重要なメッセージを、人々に伝え、智慧を出していくための展示会だと思います。法華経の精神性を、どう伝えていくのか。社会全体にどう広げていけるかが大切だと考えます。法華経をめぐる学術交流を紹介するコーナーを見ると、法華経の智慧を理解する方途が膨大にあることが分かります。こうした研究は人類に普遍の価値をもたらすものであり、今後も続けていくべきだと思います。法華経の平和や調和の心を紹介する同展は、私たちを「共生の精神」へと目覚めさせてくれるのです。


<ウスタズ・モハメッド・アリ・アタン 氏(シンガポール・イスラーム評議会)>

法華経展が、立派な展示になると期待しています。法華経が伝える万人尊敬の思想のように、私自身が教育者として学生たちや他の人のために、そして世界のために配慮をし、共に理解し合って生きていくべきだというメッセージを伝えたいと思います。

◆主催:東洋哲学研究所、敦煌研究院、シンガポール創価学会

◆企画・制作:東洋哲学研究所

◆後援:ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所、インド文化国際アカデミー

◆会場:アート・ハウス

◆開催日:2017年10月1日~25日


観賞者6万2千人に

シンガポールのアート・ハウス(旧国会議事堂)での法華経展の観賞者数が5万人を超え、10月25日に閉幕した。展示会は好評により、会場をシンガポール創価学会本部に移し、会期を延長して開催されることが決定した。 同展は11月1日から18日まで行われ、累計観賞は6万2千人に。各界の識者やマスコミなどでも、大きな反響を呼んだ。

◆会場:シンガポール創価学会本部

◆開催日:2017年11月1日~18日

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