「東洋学術研究」 通巻160号(第47巻第1号 )
2008年(平成20年)5月発行

■ 文明間対話「人権の世紀へのメッセージ――“第三の千年”に何が必要か」の連載が、今号の第4回で完結しました。東洋哲学研究所創立者である池田大作SGI会長と、アルゼンチンのノーベル平和賞受賞者、アドルフォ・ペレス・エスキベル博士による対談です。
今回は「青年の力で『平和の文化』の大建設を」のテーマで、核廃絶への戦い、「平和の文化」を身につけた青年の育成などが語り合われています。
■ 特集は「現代の生と死――医学と哲学の立場から」です。2007年9月15日、ドイツで行われた、ヨーロッパ科学芸術アカデミー(The European Academy of Sciences and Arts)と東洋哲学研究所による共同シンポジウムでの発表論考を紹介しています。
シンポジウムは、池田大作・東洋哲学研究所創立者とフェリックス・ウンガー同アカデミー会長との対談集『人間主義の旗を――寛容・慈悲・対話』(東洋哲学研究所刊)の発刊を記念するものです。
- 特集の内容は以下のとおりです。
- 生と死――医学の観点から…………フェリックス・ウンガー
- 生命の始まりと終わり――“呼吸”を重視した生命観…………木暮信一
- 死と生――哲学的・神学的考察…………K・M・ヴォーシッツ
- 仏教の生死観―――現代文明への応答のために…………川田洋一
- 何故なしの生:エックハルト神学における生の始原…………山崎達也
- このほか、以下の論考が掲載されています。
- ■ インド「法華経――平和と共生のメッセージ」展より
- メッセージ…………池田大作
- 歓迎の辞…………R・ゴパラクリシュナン
- メッセージ…………M・S・スワミナサン
- 副総長スピーチ…………S・ラマチャンドラン
- あいさつ…………川田洋一
- 記念スピーチ…………S・S・バルナーラー
- ■ 連続公開講演会「現代文明と環境の危機」より
- 人生地理学と私…………安田喜憲
- 環境教育と生物多様性――自然と共存する社会を創るために…………北野日出男
- 地球温暖化問題と環境思想…………岡島成行
- 仏教の中道論と環境問題…………山本修一
- ■ 政治と宗教研究会より
- 鏡としてのマイノリティ――政治と宗教とをめぐる日本とフランスとの比較研究…………鈴木規夫
- アメリカとイスラム――社会通念と政策選択…………藤原帰一
- ■ 「サティヤーグラハ」100周年・日印共同シンポジウムより
- ガンジーにおける「サティヤーグラハ」と池田大作における「人間革命」…………N・ラダクリシュナン
- ■ IOPヨーロッパセンター主催特別講演会より
- 成熟していない社会における男性性の危機…………H・E・リヒター
- ■ 寄稿
- 人間本性と人体改造――能力増強をめぐる生命倫理…………前川健一
- ■ 研究覚え書き
- 環境問題の解決に向けて…………福井朗子
- 万能細胞に思う…………山本典生
