「東洋学術研究」 通巻156号(第45巻第1号)
2006年(平成18年)6月発行

ヨーロッパ科学芸術アカデミーのウンガー会長と、池田大作SGI(創価学会インタナショナル)会長との対談「人間主義の旗を―人間性・慈悲・寛容」が完結しました。
最終回となる今号では、心臓外科医であるウンガー会長と「医師の使命」や「生命倫理」を中心に語り合われています。また「健康・長寿の人生へのアドバイス」や「医療事故の多発をどう見るか」「臨死体験」なども取り上げられています。(なお、この対談は、未掲載の部分も加えて、当研究所より発刊する予定です)
特集は「イスラーム世界との対話」です。ニュース等で話題になることが多い割には、イスラーム世界への正確な理解が進んでいるとはいえません。第一線の研究者3人による「基本的な知識」の解説と、「現実の暮らし」のレポートをお届けします。
- ■ 特別企画 文明間対話
- 「人間主義の旗を―人間性・慈悲・寛容」〈4/完〉――池田大作 フェリックス・ウンガー
- ■ 特集[イスラーム世界との対話] 連続公開講演会より
- インド・イスラームにおける寛容思想の展開――インド・イスラームの知的遺産の今日的意義――保坂俊司
- イスラームの女性観――その理想と現実――塩尻和子
- イスラームの基本的教え――小田淑子
- ■ 特別公開講演会より
- 「対話の文明」を目指して――ドゥ・ウェイミン
- グローバル化した世界と創価学会――カレル・ドべラーレ
- ■ ハーバード大学との共同シンポジウムより
- 人間・地球・宇宙――大乗仏教の視点から――川田洋一
- 『法華経』と宗教間対話――菅野博史
- ■ 政治と宗教研究会より
- 宮沢賢治にみる仏教的共生倫理――松岡幹夫
- 制度的政教分離と心情的政教融合――18世紀後半アメリカ社会における政教関係――斎藤眞
- 現代イスラエルの政治と宗教――「誰がユダヤ人か?」をめぐる諸問題――臼杵陽
- ■ 寄稿
- 西夏語研究と法華経(Ⅲ)西夏文写本と刊本(刻本と活字本)について――西田龍雄
- ■ 研究覚え書き
- メディアにおける宗教の表象――ベンジャミン・ドーマン
- 借金の始末――江戸時代の法の階層構造――小島信康
