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ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所 創立200周年記念行事に参加

ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所の創立200周年記念行事が11月27日から29日まで、ロシア・サンクトペテルブルクの同研究所で開催された。これには、東洋哲学研究所の訪問団(団長=桐ケ谷章所長)が参加した。

 

ロシア科学アカデミー東洋古文書研究所は、東洋学の世界最高峰の拠点。その前身となる旧ロシア帝国の科学アカデミー・アジア博物館が1818年に創立されている。帝政時代のロシアは、中央アジア・シルクロードの調査・研究を精力的に行い、仏教経典など発掘された古文書類を同博物館に収集してきた。所蔵している東洋の古典籍は、質量ともに比類なきレベルを誇っており、大英博物館、ケンブリッジ大学、パリ国立図書館等と並んで、重要資料の保存・研究に大きく貢献してきた。

 

同研究所は、東洋哲学研究所と長年にわたって交流を続け、1998年開催の「法華経とシルクロード展」には、“ペトロフスキー本”を含む47点を出展。「法華経――平和と共生のメッセージ」展では、後援機関として資料提供などを行い、両機関では学術交流協定が締結されている。

 

27日の記念行事では、プーチン大統領、ロシア科学アカデミーのアレクサンドル・セルゲーエフ総裁らがメッセージを寄せ、東洋古文書研究所のイリーナ・ポポワ所長があいさつに立った。28日の全体会の席上では、桐ケ谷所長から創立者・池田SGI会長のメッセージを紹介した。最終日となる29日は、分科会「古典的東洋学を基礎とした東洋諸民族の写本遺産」に参加。川崎建三委嘱研究員が東洋哲学研究所の理念・活動を紹介し、両機関による法華経展や法華経写本シリーズの発刊について述べた。

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